お米の豆知識～コシヒカリの名前の由来は？～
コシヒカリ、あきたこまちetc、みなさんが好きなお米の品種はなんでしょうか。これらのブランド米には、それぞれ作り手の思いを込めた名前がつけられています。今回は生産者の想いを知っていただきたいという意味でも豆知識としてご紹介いたします。
ブランド米の中でも人気を誇る「コシヒカリ」ですが、コシヒカリというのは北陸地方の国々を指す「越の国」と「光」のという字からとって、「越の国に光がかがやくように」ということを願って名付けられたそうです。元旧新潟県農業試験場長の方が考えて付けられた名前だそうです。希望のある名前ですよね。
続いてご紹介するのは「あきたこまち」です。知っている方には有名な話ですが、秋田出身の歌人にちなんで、おいしいお米として名声を得て、末長く人から愛されるように願ってつけられました。わかりやすく覚えやすいですよね。続いては「ゆめぴりか」です。この品種は北海道でもっとおいしいお米を作ろうという夢を元に作られたお米で、北海道の人たちの夢と、アイヌ語で美しいという意味を持つ「ピリカ」という言葉を合わせて名づけられました。意味を知らなくてもきれいな響きの名前ですね。
続いてご紹介するのは「ひとめぼれ」です。ひとめぼれは、人気の品種の「コシヒカリ」と「初星（はつぼし）」というお米を掛け合わせて宮城県で生まれた品種です。お米の名前を付ける時には全国から公募で決まりました。「出会ったとたんにおいしさと美しさに一目簿でしてしまう」という意味で名付けられたそうです。
こうしてみると夢がたくさん詰まっていてすてきですね。意味を知って購入すると、味わいも変わるかもしれません。
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