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玄米と精米なら玄米食のほうが栄養価が高い!

お米の食べ方には玄米と精米の2通りあり、しっかり精米した白米ご飯と玄米ご飯です。それから五分ヅキなどの精米方法もあります。

そこで白米と玄米を比較してみますと、まず炭水化物の含有量はほぼ同じで、カロリー数はどちらも100gで350キロカロリーほどあり、若干白米のほうが高くなります。

ですがその他の栄養分、タンパク質(アミノ酸)や食物繊維、亜鉛・鉄・マグネシュウムなどのミネラルにビタミンなど、これら栄養素は玄米の方がずっと多いです。

それは精米する過程で、これら栄養素の詰まった胚芽やヌカ層を捨ててしまうからです。

また玄米には中性脂肪を抑制し、血圧を下げる効果があるGABAを含んでいて、アルツハイマー病の予防に良いとされていますし、がん予防に良いとされるフィンチ酸も含まれています。

なお、玄米食を常食にすると美容アップやダイエットに良いともされています。

ですから、健康志向の方にはおすすめの食べ方だと言えるでしょう。

ただし、玄米そのものにはアブシジン酸という毒素が含まれていて、大量に摂取すると細胞内のミトコンドリアを損傷させます。

これによって代謝が低下して体温低下を起こすことがあるのです。

アブシジン酸を取り除くには、長時間真水に浸けておくと効果的です。

丸1日程つけておけば毒素は抜けていきます。

あるいは、五分ヅキなどの精米方法も効果があります。

玄米は、白米よりも炊きあがりがパサついて弾力も強く、食べてもおいしくないという方がたくさんおられます。

ただし、それは白米と同じ方法で炊くからであって、長時間真水に浸してから圧力釜で炊き上げるならふっくらモッチリのご飯になりますのでお試しください。

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