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おにぎりに関する豆知識

日本のお米文化を代表するおにぎり。美味しいのは勿論、片手でも持てるお手軽さや、丁度良い大きさ、好みの具材を選べるなどが人気の、日本を代表するファストフードです。おにぎりの豆知識として、今から約2000年前の弥生時代には、すでにおにぎりが食べられていたと言われています。ただ、昔からおにぎりという名前は使われていませんでした。平安時代では屯食(とんじき)という名前で祭事などに食べられ、武士の携帯食としても用いられていたと当時の文献に記されています。この当時はもち米を使って作られていましたが、現在のようにうるち米で作られる様になったのは鎌倉時代からと言われ、具材に梅干しを入れて武士に配ったと言われるのもこの時期です。

おにぎりの名前の由来については諸説あり、ご飯を握って作ることから「にぎり飯」とよばれ、それをさらに丁寧な言葉にしたという説があります。また、おにぎりと同じ意味合いの持つ「おむすび」は、カミノムスビノカミという神様の名前からという説がありますが、おにぎりとおむすびで名前の由来は様々です。東日本はおむすび、西日本でおにぎりと、地域によって名前が変わっているとも言われています。 おにぎりに海苔を張り付けるようになったのは、海苔が普及しだした江戸時代と言われ、海苔の栄養も含め、お米粒が手につかないなどのメリットから重宝されました。現在ではコンビニなどで簡単に手に入りますし、おにぎりの専門店も多数あります。さらに海外からも注目され、”ライスボール”という名前で親しまれているなどの人気ぶりです。

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