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昔のお米は赤かった?古代米に関する豆知識

諸説ありますが、現在主食として食べられている白米は、赤米の栽培時に突然変異で生まれたのがきっかけと言われています。日本にお米が伝来したのは縄文時代とされ、その当時は赤米でした。赤米は日本で最初に栽培された古代米と言われています。

豆知識として、古代米は、赤米以外にも黒米や緑米など様々です。白米との違いは、もみの色に違いがあるのは勿論ですが、虫や寒さにも強く、栄養が豊富に含まれている部分です。古代米という名前から絶滅した品種ともイメージできますが、実は現在でも一部地域で栽培されています。赤米は白米よりビタミンやミネラルを多く含み日本人に不足しがちな栄養素として知られるカルシウムも白米より多く含んでいます。さらに種皮にはタンニンが含まれ、抗酸化作用など健康面でも期待できる優秀なお米です。

お赤飯の赤色の起源とも言われ、白米より高い栄養価を含む赤米ですが、白米に比べてお米の収穫率が下がる、味が落ちるなのどの理由から、江戸時代に納められていた年貢としても価値が低いデメリットがありました。さらに明治時代で白米が普及し、次第に赤米が栽培されなくなったのです。近年ではこの豊富な栄養素を活用し、白米に混ぜて食べるという動きが健康意識の高い人達の注目を集め、赤米の価値が再認識される結果となりました。現在はネットで簡単に手に入れることができます。いつものご飯にプラスして、食事を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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