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お米の豆知識~いつ日本に来たの?~

日本人ならほとんどの方が毎日のように口にしているであろう「お米」がいつから日本で食べられるようになったかご存知でしょうか。稲はもともと野生として自然に生えている植物だったものが、栽培されるようになり発展して今私たちが食べている「お米」になっていきました。実は、稲がどのようにして日本に伝わってきたのかというのは、いろいろな説があり、はっきりとは分かっていないのが現状です。

中国の江准(こうわい)地帯から朝鮮半島南部を経由して伝わった説、長江の下流部の方から九州方面に伝わった説、朝鮮半島から日本に伝わったとする説、中国の南部の方から沖縄に伝わり、琉球列島から北に向かって南九州に伝わったとする説など諸説あります。どちらにせよ、大陸から東シナ海を渡って日本に伝わってきたという事は確実なようですね。元の元をたどっていくと、川の周辺など、水辺の地域で野生として映えていた稲を食べていたのが始まりで、そこから他の地域に向けて広がっていったと考えられています。 日本には2500年前くらい、縄文時代にお米作りの技術が大陸から伝わってきて、稲作文化が発展し、弥生時代に進んでいくきっかけとなったとされています。女王卑弥呼で栄えた邪馬台国の時代も、人々を支えたのはお米だったことは間違いありません。他の穀物に比べて、日本の気候に合った稲は、日本の人たちの暮らしを豊かにし、発展してたくさんの可能性をもたらせてくれたという事ですね。お米に関する豆知識のひとつでした。

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