お米の豆知識~余ったご飯をおいしく食べる~
少し多めにご飯を炊いたとき、急な外食で家にあるご飯を食べ損ねたときなど、白いご飯を余らせてしまう事ってないですか?多くの方たちはご飯を炊いたらそのまま炊飯器の中で保温にして保存していることが多いと思いますが、今回は余ったご飯をおいしく食べるための豆知識をご紹介します。
まず最初に、ごはんは「炊き立てが一番おいしい」ということはどうしても譲れない事実です。
一食分で食べきってしまう分だけ炊いた場合は良いのですが、何食かに分けて食べる量あるときは、炊きあがったすぐの時点で一食分ずつに分けて包んでしまいましょう。水分量を多く含んだ炊き立てのお米は、蒸気と一緒に閉じ込めることで、温め直した時にふっくらと仕上がってくれます。
炊飯器の保温モードで保管した場合、温度を高く保つため、どうしても少しずつ乾燥が進んでしまい、硬さやパサつき、香りの劣化が進んでしまいます。保管する場所としては、常温になるまで覚ました後は冷凍庫で休息冷凍してしまうのが一番良いです。ごはんの味が落ちるのは5度~0度と言われています。その為、なるべく急速に冷凍することで、その温度帯を素早く通り過ぎることが必要です。アルミホイルや金属のトレー等を使ってあげると早く冷凍が進みますので試してみくださいね。
解凍する時は、ごはんの量にもよりますが、600Wの電子レンジであれば大体3分前後を目安に、途中で一度混ぜてあげるとふっくらしていいでですよ。朝炊いて夜まで保温したごはんと、朝炊いてすぐにラップやタッパーに移して冷蔵、冷凍してあったごはんとでは、食べ比べた時に味に差が出るので一度実験して食べ比べてみてくださいね。
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