お米の豆知識~新米をおいしく炊くコツ~
「新米の季節が来ました!」と見かけることがあると思いますが、みなさんそもそも新米の定義をしっていますか?新米とは「その年に収穫されたお米」のことを指して言います。その前の年に収穫されたお米に関しては古米になります。では、その年とはいつからその年になるのでしょう?
考え方が複数ある中で、最も一般的に採用されているのは、JAS法の「玄米及び精米品質表示基準」になりますが、この基準で言えば「原料玄米が生産された当該年の12月31日までに精米され、容器に入れられ、若しくは包装された精米」とされます。新米は古米に比べるとみずみずしさがある為、炊きあがりの仕上がりがふっくら柔らかく粘り気も強いことから、おいしくいただけます。新米が出荷時期を迎えるのは大体9月になりますが、新米と古米では炊き方のコツも少し違いますので、ここで新米をおいしく炊くための豆知識をお伝えします。
新米は水分を吸収するのがとても早く、気を付けなければぬかの臭みを吸ってしまいます。なるべく手早く研ぎましょう。そして一番大切なのはお水の量と浸す時間。元々のお米に含まれる水分量自体が多い為、お水は少なめに設定するとちょうどよいバランスになります。炊く前にお水につけておくのが良いとされますが、逆に吸収しすぎてもおいしくならないため、30分くらいを目安にしましょう。
お米自体がみずみずしいので、水道水でも十分おいしいのですが、ミネラルウォーターを使うことでさらにワンランク上のおいしさが楽しめますので、ぜひ試してみてくださいね。
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