お米の豆知識~古米をおいしく炊くテクニック~
新米が出る季節になるとついつい惹かれて買いたくなるけれど、我が家にはまだまだ古米が余っている、ということはありませんか?どうしても新鮮な物のおいしさには劣ってしまう古米ではありますが、古米も炊き方次第では新米に負けないおいしさを取り戻せます。みなさんに古米をおいしく食べていただけるように、古米を炊くときの裏技・豆知識をお伝えしますね。
ではまず古米は新米と一体何が違うのでしょうか。やはり一番大きく差が出てくるのは、お米に含まれる水分量です。水分量が多い新米と違って、古米の場合はどうしても乾燥が進んでしまっています。足りない水分を補ってあげる為には、しっかりと洗って炊く前の浸水も少し長めに、お水の量を少し多めに設定してあげることで炊きあがりがふっくらします。
保管している間に他の食品の臭いが移ってしまった場合、炊くときにみりんやお酒を少し加えてあげてください。臭いを消す以外にも、お酒はふっくら炊き上げる効果があり、みりんはお米にツヤを出す効果があります。そしてほんの少しだけ重曹を入れてあげてもいいですよ。重曹はほんの少しでいいので、入れすぎにはご注意くださいね。
みずみずしさが足りないと感じる場合は、炊く前のお水にサラダ油を少量たらしてあげるとふっくらとつやがでる効果があります。炊き方をほんの少し工夫をするだけで、日々のご飯のおいしさが変わってきます。一言にご飯と言ってもそれぞれに好みがあると思いますので、ご自分好みの炊きあがりになる方法を楽しんで試してみてくださいね。
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