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豆知識、米という言葉のそもそもの由来について

日本人にとって身近で欠かせない食材は何、この問いの答えとしてお米は真っ先に挙がるのではないかと思います。お米の生産者としてのひいき目も多少はあるかもしれませんが、やはり食卓にお米は欠かせません。さて、この日本人になじみ深いお米ですが、どうして「米」と呼ばれているか分かるでしょうか。一般的な言葉であっても語源がはっきりしないものは多く、お米の語源もこれで間違いないという確かな説はありません。しかし、現時点で有力とされているのは、動詞の込めるから来ているのではないかという説です。

真心を込める、力を込める、そして少し物騒ではあるもののピストルの弾を込めるなんて使い方もありますが、込めるには何かを入れるという意味があります。昔の日本ではお米は儀式には欠かせないものでしたが、それだけ神聖な何かを昔の人はお米に感じていたのです。その何かの正体ははっきりとはしませんが、神聖な何かが込められていたものという意味合いで「込める」から「米」になったなんて説もあります。この何かが込められていたという説は、あくまでそういう説もありますよというだけで正しいのかははっきりませんが、ともかくお米の由来が動詞の込めるであるという説が現在では有力です。

少しあやふやなところもあるため、豆知識と呼ぶにはやや弱いかなとも思いますが、紹介させていただきました。個人的には、お米に何か神聖なものが込められているという説はロマンがあってよいと思います。

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