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お米が日本に入ってきた時期など歴史についての豆知識

日本の食卓に欠かせないお米ですが、今回はお米の歴史についての豆知識です。いつ頃から日本でお米が食べられるようになったか、それは縄文時代の中期以降とされています。稲作が中国から日本に伝わったのは縄文時代の中期、水稲栽培が始まったのが縄文時代後期から弥生時代にかけてなので、縄文時代にはお米を食べる文化はすでにあったと考えてよいでしょう。

お米は保存に適していることから税、いわゆる年貢として用いられており、実際にお米を食べる習慣が一般的になったのはだいぶ最近の話です。何しろ、戦後からしばらく経った時点でも雑穀を食べることは珍しくはなかったのですから、気軽にお米を買える現代は素晴らしい世の中ではないかと思います。紀元前の時点ですでにお米は日本に入ってきていましたが、本当の意味でお米が各家庭に届き始めたのは割と最近のことです。だから生産者に向かって感謝しろ、とは言いませんが、お米を気軽に食べられることの素晴らしさは覚えておいてもらえると助かります。

さて、次に日本にお米が伝わる前の話ですが、中国では何とおよそ8000年から9000年前の時点ですでに稲作の文化があったとされており、実際に当時の稲の化石も出てきました。中国でも、お米が一般的に食べられるようになった時期はだいぶ後だと思われますが、それにしても非常にスケールの大きな話です。今から1000年後、2000年後にお米がどのように進化しているのか、そもそも現代と同じように食べられているのか、個人的には未来の姿が気になります。

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