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豆知識、普通のお米ともち米の違いとは何なのか

皆さんの食卓に並ぶお米は白米、もしくは玄米ではないかと思います。では、もち米とは一体どのようなお米のことなのか、普通のお米と何が違うのか、今回紹介する豆知識はこちらです。一般的に食べられているお米は正確にはうるち米と呼ばれる種類で、うるち米ともち米は同じお米ですけど種類が違います。日本では圧倒的にうるち米の方が食べられており、またうるち米が収穫できる稲が多く育てられますが、海外ではラオスのようにもち米の方が圧倒的にメジャーな国もあるのです。

さて、うるち米ともち米が具体的にどう違うかですが、含まれているデンプンに違いがあります。うるち米はデンプンのおよそ20%がアミロース、およそ80%がアミロペクチンですが、もち米にはアミロースは存在しません。もち米のデンプンは100%がアミロペクチンで、このデンプンの違いにより食感などの特徴が大きく異なります。うるち米にも粘り気はありますが、あくまである程度なのに対してもち米は粘り気が強く、赤飯や和菓子などによく用いられるのです。ただし、うるち米ともち米に栄養素的な違いはほとんどないなど、似ている部分も存在します。

日本では圧倒的にうるち米が多く流通していますが、間違えてもち米を購入してしまわないか気になる方がいらっしゃるかもしれません。一般的なお米がうるち米と表記されていないように、うるち米は「米」として販売できるのですが、もち米は明確に「もち米」や「餅米」と表記しないといけないため間違えてもち米を購入する心配はないでしょう。

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