知っておきたい豆知識・お米をつくるには?
お米はどうやって作られるのか知っていますか?お米作りの豆知識をご紹介します。
1.苗を育てる(3月下旬〜5月上旬)
よく育つイネにするためには、まず実がしっかりつまった「種もみ」を選びます。種もみの成長するスピードに合わせるため、あらかじめ水につけて少し芽が出るまで育苗箱にまき、約12センチくらいまで育てた後、田んぼに植えます。
2.土をつくる(4月中旬〜5月上旬)
苗を育てている間、田んぼではトラクターなどで土をやわらかくする「田起こし」を行います。田起こしが終わると、水漏れが無いようにあぜをしっかりかためる「あぜぬり」を行います。あぜにモグラの穴などがあるとそこから水が漏れ、水の管理が難しくなってしまうため、しっかりかためてから水を入れます。そして、土と水をしっかり混ぜ、土の表面を平らにする「代かき」を行います。田んぼの表面が平らになっていないと、田んぼ全体に水が行き渡らずイネの育ちがばらばらになってしまうからです。
3.田植え(5月上旬)
育った苗を田んぼに植えていきます。大きく成長した時に重なり過ぎないよう、一定間隔+P5をあけながら植えていきます。
4.水を管理する・イネを守る(5月中旬〜9月中旬)
イネは成長段階によって必要な水の量が変わるため、イネの成長に合わせて水の量を調整していきます。また、田んぼに雑草が生えたり害虫が発生しないよう、雑草を取り除いたり病気を防ぐための薬をまいたりして管理していきます。
5.収穫し、もみを乾かす(9月下旬〜10月上旬)
イネが熟したらいよいよ収穫します。収穫したもみは乾燥させ、もみがらを取り除いた後保管されます。
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