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お米の美味しさの豆知識、教えます

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私たちが毎日のように食べているお米は栄養がたっぷりで、美味しさにはひみつがたくさんあります。お米の美味しさの豆知識をお伝えします。

お米の主な成分は、でんぷんを中心とする炭水化物です。でんぷんは、体の中で分解され、体を動かしたり脳を働かせたりするエネルギーになります。でんぷんは、ごはんの美味しさの決め手であるねばりや食感、甘みとも深い関係があります。

お米には、アミロース、そしてアミロペクチンという2種類のでんぷんが含まれています。これらの割合が、炊いた時のねばりややわらかさを決め、日本人が「美味しい」と感じる適度なねばりとやわらかさを生んでいるのです。日本や朝鮮半島、中国などで食べられているジャポニカ米は、アミロペクチンが全体の80〜85パーセント、アミロースが15〜20パーセントでねばりが強いです。インドや南アメリカなどで食べられているインディカ米は、アミロペクチンが70〜75パーセント、アミロースが25パーセント〜30パーセントで、ジャポニカ米と比べるとねばりが少なくパサパサした食感です。

お米の成分はでんぷん以外にも、たんぱく質やアミノ酸、脂質、ビタミンなどの栄養素もバランス良く含まれています。特にたんぱく質を形づくるアミノ酸は、人間が体の中で作ることができない種類の必須アミノ酸を、他の穀物よりもバランス良く含んでいます。お米は、様々な栄養素をバランス良くとることができる万能の栄養食ということができます。

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