お米の保存が悪いとどうなるかご存じですか?
せっかくおいしいブランド米を買ってきても、保存が悪いとどうなるかご存じですか?
お米にとって不適切な保存方法とは、高温で湿気の多いところにビニル袋のまま置いておくことです。
また、涼しい場所でも日が当たるところや乾燥の強いところですと、それもお米の劣化を早めてしまいます。
とくに冬場の暖房機のそばに置いてくのはNGです。
保存状態が悪い場合に生じるお米の悪影響は、おおむね次の6つです。
・高温で湿気が多い場所ではお米の成分が変質したり、虫やカビが繁殖してしまう。
・ビニル袋のままだと、水気が溜まって腐ってしまうこともある。
・日光にあたっていると乾燥が進み米の表面にひび割れがおきて、ツヤや粘りのないべチャットした食感になってしまう。
・長期間、空気に触れていると酸化が進んでまずくなる。
・臭いが強いところでは、その臭いがお米に移ってしまうことがある。
・お米を冷凍すると粒がかけてしまったりして炊きあがりが悪くなる。
お米をおいしくいただくための保存方法としては、まず購入時のビニル袋から木製の米びつや専用の容器に移し替えましょう。
それを日の当たらない涼しい場所において、定期的に容器の清掃・除菌を行うと良いでしょう。
なお、賞味期限よりも早い時期に食べきること、特に梅雨から夏の間は2~3週間で食べきれる量を買うようにすると安心です。
また、冷蔵庫の野菜室にスペースがあれば、2kgずつお米を買って冷蔵庫で保存するのがベストです。 賞味期限までしっかりとおいしくいただけます。
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