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豆知識:お米ってそもそもナニ!?

私たちが普段食べているお米は、イネという植物の実です。イネは、今から約1万年〜6000年前、インドから中国にかけての地域で栽培が始まったと言われる植物で、現在でも多くの国で栽培されています。私たちが食べているお米は、どんな植物なのか豆知識をお伝えします。

イネは人間がその実を主食とする穀物の一つです。すべての穀物の生産量のうち30パーセント近くを占めていて、小麦やトウモロコシと並んで世界三大穀物の一つとなっています。2018年の国連食糧農業機関の調査によると、世界でお米が多く取れる国は第1位が中国、第2位がインド、第3位がインドネシアと上位をアジアの国が独占し、アジアではお米が大切な食べ物であることがわかります。ちなみに日本の生産量は第13位です。日本の中では、第1位が新潟県、第2位は北海道、第3位が秋田県となっています。

イネは主に秋に収穫されます。収穫されたばかりのお米は、「もみがら」という殻におおわれています。この状態を「もみ」と言います。もみがらを取り除いたばかりのお米は、表面がぬか層(種皮)におおわれて茶色です。このようなお米を玄米と言います。ぬか層は、ビタミンなどの多くの栄養を含んでいて健康に良いため、このまま食べる人も多いです。

玄米の茶色いぬかを精米して取り除くと真っ白なお米になります。精米によって、ぬか層と胚芽を取り除いたお米で、精白米とも言います。胚芽には、ビタミンやミネラルが多く含まれているため、胚芽を残して精米した胚芽米という種類のお米もあります。

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