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お米を炊く際の「豆知識」硬水と軟水の関係

水には硬度があります。硬度とはお水に含まれるカルシウムやマグネシウムの含有量のことです。お水1ℓに、硬度の値が120mgより高い場合を硬水、対して少ないお水を軟水と表すことができます。また、硬度はお水の味にも影響し、お水の硬度が高くなるほど、味に苦味を感じます。ミネラル成分を沢山含んでいる為です。逆に硬度が低くなるほど口当たりが良くなり、飲みやすいさっぱりとしたお水になります。

豆知識として、お米を炊く際に適したお水は軟水です。硬度が高くなるほどお水に含まれるミネラル成分がお米の吸水を阻害してしまい、硬いお米になってしまいます。ですので、硬度の50mgほどの軟水がお勧めです。ご飯を研ぐ、ご飯を炊く際にはミネラルウォーターを使っているという人も多いでしょう。ですが、ミネラルウォーターにも硬度があります。硬度の高いミネラルウォーターを使用していると、ふっくらしたご飯を炊き上げるのが難しくなりますので、使用の前に確認しておきましょう。

日本で使われている水道水は一般的に軟水です。ただ、地域によって硬度は異なり、硬水の地域もあります。お水の味や臭いが気になる場合は、ウォーターサーバーなど、軟水にする為の導入も選択肢の1つになるでしょう。専用のボトルを購入すれば、無料でウォーターサーバーが使えるスーパーもあります。ご飯の味が異なる理由には、使われているお米の品種や炊き方もありますが、使うお水にも左右されます。ご家庭のお水についてもおさえておくのが美味しいご飯を炊くコツです。

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