お米の賞味期限って?実際においしく食べられる期間は?
お米をおいしく食べるためには、やはり賞味期限も気にしないといけません。
では、お米の賞味期限はいつまでかと言いますと、結論は精米日から数えて1ヵ月ほどです。
もちろん、収穫されてからの期間や精米日からの日数、さらに販売されるまでの保存方法、ご家庭での保存方法によって実際の賞味期限は異なってきます。
注意点として、スーパーのビニル袋では未開封でも劣化は進んでいきます。
それは袋に小さな穴がいくつも空いているからで、決して密閉されているわけではありません。
また、高温多湿の環境ですと、野菜と同じように腐りやすいのも要注意です。
さて、お米の袋に表示されている賞味期限ですが、まず米が野菜と同じように生モノであることを意識してください。
つまり、収穫されたときから酸化が始まり、高温による品質の劣化や乾燥によっても味が落ちていきます。
なお、収穫後に脱穀された玄米の状態と、それを精米した白米の状態でも劣化速度が変わります。
玄米の状態で温度・湿度の管理が適切な状態で保存されていれば、かなり長い間保存がききます。
しかし、いったん精米してしまいますと、そこから一気に酸化など品質の劣化が進んでいきます。
そこで、一般的には精米日を起点として賞味期限がカウントされます。
さて、初めに1カ月以内がおいしいお米の賞味期限だと言いましたが、もう少し詳しく期間を定めておきましょう。
・春は精米年月日から30日以内で食べきる
・梅雨から秋半ばまでなら、遅くとも3週間で食べきる
・冬場の気温が低い時期は60日前後までOK
なお、冷蔵庫の野菜室に保存すると、冬場と同じ期間おいしく食べられますのでお試しください。
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